雑記

「成城学園前まで先に参ります」東京にきたての頃、このアナウンスの意味がよくわからなかったんだっけ。東京生活3年目になりました。

煩雑な日常に追われているおかげで、あまり考えすぎることがないっていうのは、今の僕にとっては良いことで、たしかに、今まで騙し騙しやってきたことがいつか行き詰ってしまうようなことにならないとも限らないんだけど、いや何時かはなるんだろうけど、ま…

将来の方向性が未だに決まっていないという、よくない状況にいるわけだけれども、おそらく生物系に進むんだろうなという気がしているから、特に新しい刺激がなければ、この路線で行こうかな。行き先を見据えて、生物学について少し勉強しようか。一方で、新…

最近エヴァとか岩井作品なんかを見たりして、つくづく自分は変わってないなぁなんて。自分のベースは15前後に触れたもので決まってしまうんでしょうね。そう考えると中学高校って過酷ですね。まぁそんなことも考えつつ、日中は新歓活動で忙しく過ごしていた…

「僕は、まぁ、いつでも死んでいいように、準備はしてるんですけどね。」

幸せがどこにあるのか、まだわからない。だけど、ここにいて、生まれてきてどうだったのか、これからも考え続ける。だけど、それも当たり前のことに何度も気づくだけなんだ。自分が自分でいるために。 新世紀エヴァンゲリオン 劇場版 THE END OF EVANGELION …

高校生1年なんていう若い人たちとしゃべって、なんだか今の自分があまりに凝り固まっているような気がしてしまった。いつの間にか、日々天井を意識して生きている自分に絶望とまではかないまでも、深いため息を付きたくなってしまう。それに、やれやれ、なん…

彼女が言うには僕にはポップさが足りないらしい。ポップさとは何かについては詳しく突っ込まず、あそうかもね、程度に聞いていたんだけれど、たしかにポップか、そうでないかと言われれば、後者であるんだろうなあ。うむ。あと、時間に厳しいところとか、目…

すでに17時だというのに、思っていたよりも外が明るくて驚いてしまった。思えば,もう2月も後半に差し掛かっている。あと一ヶ月もすれば立春となり、昼の長さと夜の長さが等しくなるんだな。僕の実家は雪国にあるから、この時期のこの時間帯なんてなると、あ…

先週の木曜日の深夜に旅立って、金曜土曜と苗場にてスキーをしてきた。金曜の朝にバスを降ろされたときは、まだ朝日さえ昇っていない時間だったうえ、一旦積もった新雪が、強い風に舞い上げられて狂ったように吹雪いていたのだけど、つい昨日の午前中までの…

太陽の光が床にたまっているのを確認してからカーテンを開ける。少し椅子に体を仰け反って窓越しに空を見ると、あまりに光が強くて、眩しさに目がくらんでしまったので、窓に直接面する薄いカーテンを閉じて光の量を調節する。頭の後ろで手を組み、背もたれ…

ようやく週一回の集まりに意義が見出せたような気がして、特に意味もなく集まることのできる仲間というのはいいものだと改めて思う。とは言うものの、今年度はもうすぐ終わりを迎えようとしているわけで、新たな人間が入ってくるとそれ相応に環境が変わって…

一週間が終わり、再び次の一週間が始まってしまった。今週の土日はゆっくり休めなかったので、今日は一日なにかのっぺりとした気分でいた。大体僕の生活は、そういった人は多いのだろうけれど、意識の上で週を基本単位としているわけで、日曜の夜となればTBS…

時間が余ったので、本でも読もうかと思い、書籍部で適当な本を買って、部室へと向かう。今日が土曜日ということもあってか、普段に比べると、楽器を練習する吹奏楽部員は少なかった。練習を行う部員の演奏も、さほどミスがなくて、背景音楽とまではいかない…

花とアリス / 岩井俊二

平泉成がつぼな件について。大和證券だったかのcmをたまたまyoutubeでみて、自分が平泉成を良い役者だと思っていたことを思い出しまして。ことの発端は、岩井俊二監督の「花とアリス」にあるわけで、私的には、もちろんのことながら、蒼井優が一番かわいくて…

僕は煙草を吸わない。吸うだけの理由が見当たらない。その煙は得意なほうではないが、別に同じ席にいる知人が吸っても一向に構わないと思っている。ただ、歩き煙草をしている人には、煙草を持つ指の、その爪を剥がして、そこに煙草の火を強く押し付けてやり…

今回の場合、少なくとも僕には、ただの気持ち悪いものにしか思えなかった。周りがそういった人間ばかりであると思うとぞっとしたし、他人なんてわからないものだなと、改めて思った。それとも自分を棚に上げているだけなんだろうか。 他人のふり見て我がふり…

駅を出て、駐輪場に向かう。自転車の鍵を開けて、手袋を着ける。自転車を漕ぎ始めたあとで、買いたいものがあったことを思い出した。小銭を取るために再び手袋を着けなおさなければならない。少しばかり気が滅入った。気が滅入った後で、そんなことぐらいで…

思ったことを思ったままに記述するのは難しい。いや、自分の理想とする感じで記述するのが難しい。感じたことが表現できないもどかしさ、それをなんとか解消したいと思う今日この頃。

いろいろなことがありましたが、大体のことは覚えていません。思い出そうとすれば、思い出せるんですが、思い出さない。 正月に帰省しまして、ひさしぶりに高校にお邪魔したんですが、そのときも似たような感覚に襲われました。思い出そうとすれば、思い出せ…

去年の今頃は浪人中だったということもあり、別段勉強をしていたと言うわけではなかったのだけれど帰省はしなかった。どんな肩書きにおいても、その肩書きに似合った行動をしなければならないような気がしているわけで、受験生ならば受験生らしく籠っていろ…

降り立った駅の空気は、この時期にしては妙に温かく、東京駅に再び戻って来たような感覚になるほどだった。ただ、時間だけが過ぎたような気がした。

サークルの先輩、その仲間の方々の忘年会に招待され、参加をしてきた。楽しく過ごせたわけで、招待していただいた先輩Y氏には感謝をしなければならない。ただ、キリンジの話が通じる人とあまり多く話せなかったのが実に残念だった。またの機会にじっくり話し…

朝早く起きようという昨夜の僕の思惑とは裏腹に、それはいつものことではあるのだけれど、家を出る頃には昼を過ぎていた。12月の下旬だと言うのに陽だまりに入ると温かく、数日前に散った銀杏の葉は未だ道路の上で黄色に乾いていた。幾枚も重なるそのふわふ…

フランス料理のコースなんてものを食べることはあまりないことであって、そういった店にいつかは気兼ねなく入ることができるようにはなりたいと思うものの、さほどお金のない今現在のの僕にとっては、やはり気後れしてしまう。 夜の銀座は、誰が見てもそうな…

学祭が終わり、残る冬学期は蛇足のように感じられなくもない、そんな月曜日。張り詰めた緊張の糸は、昨日を境に緩みきってしまった気がするが、それでも、そのたわみの分だけ、これからは自由に動けるようになるわけで、蛇足なんて言うのは適切でないのかも…

人は自らの人生の岐路に立ったときに、そんな大げさなことでなくても、今後の生活を考えるうえでそれなりに重要な要因となりうる何かを選択、決定しなければならなくなったとき、どのような態度、内心でその事柄を決定するのだろう。決め手は何なのだろう。 …

既に日は昇り、駅のホームにたつと正面に朝焼けが広がっていた。やましいことはないのだけれど、これは言わば朝帰りであって、会社や学校に向かう人々を尻目に、自分だけ帰路に着くというのは気分のいいものだった。一様に眠たそうで、皆、ぼんやりと前方約2…

日中、部屋の中にこもっていたせいで、雨が降り出したことに気がつかなかった。まだ16時という時間からか、まだ内廊下の蛍光灯には光がともっておらず、非常口をあらわす緑色の光だけが、ぼおっとあるだけだった。いくつかの新聞受けには、新聞が刺さったま…

屋上から見えた風景は、もちろんのことではあるけれど、いつものキャンパスとは違って見えるわけで、鬱蒼と木々が茂る一帯は、地面が見えないせいで果てしない森の一角のようにも思われた。近くでは学祭が近いせいか、いくつかのバンドのドラムの演奏がうる…