すでに17時だというのに、思っていたよりも外が明るくて驚いてしまった。思えば,もう2月も後半に差し掛かっている。あと一ヶ月もすれば立春となり、昼の長さと夜の長さが等しくなるんだな。僕の実家は雪国にあるから、この時期のこの時間帯なんてなると、あたりは真っ暗になってしまう。昼だって、雲が薄くなった頃合を見計らって、申し訳なさそうに弱い光がさすばかりだ。たいていは一日中雪が降っている。それが当たり前なのだ。17時過ぎだというのにこんなに明るい、そのことに東京の人間はもっと感謝すべきだ。