サナア旧市街 / Old City of Sana (イエメン)

繊細な模様 花嫁の手を飾る
家族の男以外にはみせない
yemen


アラビア半島の南端 イエメン
紀元前からキャラバン対いたは緑をもとめて通過していた
sana's 交易の要所 高地
生きた博物館
数百年前と同じ時間が流れている
サナア旧市街


b.c.10 シバ王国 交易の要所
五つの城門は日の出とともに一斉に開いた
敬虔なイスラム教徒の国


高層住居
その歴史は1000年前に遡る
最上階にはマフラージ 応接間がある
家の格式を示している
高いものは7階
土を固めただけの土レンガの積み重ね
白い漆喰?塗り薬?
7c ムハンマドによる建物は以前教会だったらしい


アザーン なにかの掛け声?
モスクに集まり 日が落ちるのを待つ
ラマダン中は昼夜が逆転してしまう
アフリカの象牙 インドのスパイス 中国のシルク


緑地
ブスターン 城壁内部の2割 自給率を高めるため
中世より自給自足の生活


新月の夜が明ける
ラマダンの終わりを告げるラザーンが流れる
この朝の祈りはもっとも重要な祈りの1つ


サナアが華やぐとき
香炉が回される 
飲酒禁止 手作りのパイや菓子が最高のもてなし


ジャンビーヤダンスでラマダン明けを祈る
=三日月形の短剣 一人前の男の身だしなみ
持ち主の家柄 社会的身分を示している
アンティークとなると一本数千万円もする


カートの葉を噛むと高揚感が得られる


カマリア 半円形の明り取りの窓は欠かせないもの
石膏をくり貫き作る→ステンドグラスを張る
元来きれいな石を 18c以降シリアの商人によりステンドグラスへ
小さいものだったが砂埃を防ぎ 女性を他人の目から遠ざけた


マフラージにて連日カートパーティーが開かれる
社交の道具 水タバコもその一つ


ラマダン明けは結婚の季節
路地はパーティー会場へ
結婚するまで花嫁の顔は見ることができない
女性は女性同士でパーティーを開く
女性は花婿の品定めをする 他のアラブ諸国では見ることのできない風景
サナアでは皆が生粋のアラブ人である と思われている

「たとえ長いたびであっても、きっとサナアは待っていてくれる」