朝早く起きて3・4限の授業の予習をしようと思って、眠りについたものの、起きてみれば9時を過ぎてしまっていた。午前中の授業は出席しなくてもいい、なんていう心の奥底に隠してあったはずの打算的な考えが見事に露呈してしまったようだ。日曜日に木枯らし1号とやらが吹いたということで、ここ数日以内で気温がグッと下がるらしい。今日に限っていえば、気温が低いとは感じなかったものの。空がどこまでも高く位置し、雲ひとつない青空をたたえ、銀杏の木々が少しずつその色づいた葉を落とし始める様子を見ると、ひしひしと迫る冬の気配が感じられたような気もした。あっという間に、一年が過ぎてしまう。自分は、なにかを成し遂げることができたのか?